その後、実母の売春は直哉被告らの協力を得て美人局に発展。2013年頃には生活に困窮していた敦子被告の元夫やその妻なども美人局に加担した。

こうして、敦子被告を頂点とし、生活費などのため敦子被告に依存・服従する「異常な関係性」のグループが構築されたのだという。

検察は直哉被告の敦子被告への思いを「愛」と表現し、直哉被告が隆一さん殺害を実行した理由については「敦子被告への呪いを解くとともに、愛する敦子被告との生活を続けるためだった」などと指摘した。