12日、号砲を迎える仙台国際ハーフマラソン。今年は男女でパリオリンピック代表内定ランナーが杜の都を駆け抜けます。杜の都仙台から花の都パリへ注目はこの2選手です。
男子注目は、小山直城選手
去年10月に行われた、パリオリンピックの代表選考レースMGC。国内のトップランナーが集まる一発勝負の大一番で輝きを放ったのが、2022年のマラソン初参戦から確実に結果を残してきた小山直城選手。終盤でほかの選手を抜き去り、見事トップでフィニッシュ。パリオリンピックへの出場を決めました。
小山直城選手:
「オリンピックは長らく目標にしていた夢の舞台ですので」
3か月後に迫るオリンピックを見据え、練習拠点の埼玉で現在スピード強化に力を入れている小山選手。オリンピック前に仙台ハーフ出場を決めた理由は…。
小山直城選手:
「仙台ハーフは相性がいい。パリ五輪に向けて強化の一環として出場したいけれど現状の力100%全力で勝負していきたい」

小山選手は2022年、そして去年と過去2回仙台ハーフに出場。2022年の大会では日本人歴代3位の好記録をマークしました。得意とするこの杜の都のレース、攻略のカギを聞きました。

小山直城選手:
「7㎞過ぎの直線、ここで外国人が仕掛けてくるので1つのポイント。残り5㎞からがハーフの一番きついところなので、ここをしっかり粘れば総合優勝も見えてくる」

くしくも大会当日の5月12日は28歳の誕生日。記念すべきバースデーレースでパリへとつながる走りを。持ち味の積極果敢な走りで目指すは大会制覇です。
小山直城選手:
「(Q バースデーレースへの思いは?)何か持っているのかなと思う。28歳初日なので結果を残したい。全部取れるものは取りたい。タイムも61分台優勝。外国人選手にも勝つ。全てを達成したい。ここに立てることをうれしく思う」







