静岡市の茶の生産者らが静岡茶の代表として皇室に献上した手揉み茶の出来栄えを7月27日、静岡県の川勝平太知事に報告しました。

川勝知事のもとを訪れたのは、県茶手揉保存会や生産者ら7人です。6月、宮内庁を訪問し、市内で丹精を込めて生産した手揉み茶を皇室に献上したことを川勝知事に報告しました。

この事業は、県内の茶産地で管理された最良のお茶を皇室に献上する伝統行事で、2023年度は静岡市内の4つの茶園が選ばれました。

お茶を栽培した森内吉男さんは「去年の台風15号で茶園に土砂が流入したところもあったが、いいお茶ができて胸をなでおろした」と話しました。