静岡県浜松市に本社を置く自動車メーカーのスズキは、2021年度の四輪車の生産と販売実績を発表しました。生産、販売台数とも3年ぶりに増加しています。
スズキによりますと、2021年4月から2022年3月までの四輪車の国内外を合わせた世界での生産台数は、282万1884台と3年ぶりに増加しました。
国内生産は、半導体部品などの供給不足により、前年度を下回ったものの、海外生産が新型コロナの影響で低水準だった前年度に比べ、インドなどで増加したことが要因となりました。
また、世界販売台数は270万6865台と、こちらも3年ぶりに増加に転じました。海外の販売台数が214万5490台と前年度と比べ、11.5%も増加したことが理由として挙げられます。特に中南米とアフリカでは、過去最高となったということです。