北海道・知床半島沖の観光船の事故では、なぜ、荒れた海へ出航したのか判断が問われています。静岡県内の船会社では、どのように海の状態を確認し、安全対策をしているのでしょうか。

静岡県下田市から伊豆諸島に物資や人を運ぶ神新汽船です。4月26日の天気は下り坂に向かっていました。

<神新汽船下田営業 大野茂樹 所長>
Qきょうは船は出ているんでしょうか
「通常どおり運航しています。天気図を確認して、各島との連絡を取って、波の状況、うねりの状況を確認しながら運航しています」

強い風が吹いていると運航ができないほか、波の高さや視界などの基準もあります。それだけではありません。

<神新汽船下田営業所 大野茂樹 所長>
「風向きや波の高さ、それを毎日、会議の席で船長に見せて判断を仰いでいます。天候の状況によって船の動きが変わっていきますので、いつもチェックしながら安全運航に努めています」

船長が危ないと判断すれば、早い段階で欠航を決めています。

一方、下田海上保安部は、小型船舶を対象にしたパトロールを連休初日の4月29日に伊東市で行う予定です。

<下田海上保安部 今野哲成 交通課長>
「海というのは天候次第では、かなり危険な場所でもありまして、危険であると認識していただいて、海で安全に楽しんでいただければと思います」