浜松市は5月1日、市内在住の人が「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したと発表しました。浜松市内では2026年初、県内では3人目の感染確認です。春から秋にかけてマダニの活動が活発化する時期を迎えるため、市では野外活動時の対策を呼びかけています。
浜松市によりますと、患者は浜松市在住で、4月24日以降に発熱、倦怠感、食欲不振の症状が現れました。4月29日に浜松市保健環境研究所の検査でSFTSウイルス遺伝子が検出され、SFTSの感染が確認されました。患者は5月1日現在も入院加療中ということです。患者の性別や詳しい容体などは明らかにしていません。
患者は屋外でマダニにかまれて感染した可能性がありますが、マダニの刺し口は認められず、感染経路の特定には至っていないということです。
2026年に浜松市でSFTSの患者が確認されたのは初めてで、県内では3人目です。
県によりますと、SFTSは、SFTSウイルスを保有するマダニにかまれることが主な感染経路ですが、SFTSウイルスに感染している犬や猫の体液から感染することも報告されています。マダニにかまれてから6日から14日の潜伏期間の後、発熱や消化器症状などが現れ、重症化した場合には死に至ることもあるということです。
浜松市は、春から秋にかけてマダニの活動が活発となることから、野山や草むら、畑などに入る場合は、耳を覆う帽子、首に巻くタオル、長袖・長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を極力避けること、マダニに有効な忌避剤(虫よけ剤)を使用すること、野外活動後はマダニが付着していないか確認することなど、注意を呼びかけています。







