■背景と悪循環の構造は

<LIVEしずおか 滝澤悠希キャスター>
職員からは懸念の声が多く上がっていましたが、このままの経営が続いた場合、清水病院はどうなるのでしょうか。

<植田麻瑚記者>
難波市長が「共倒れになる」と強い言葉で述べた背景です。

そもそも清水区は葵区・駿河区よりも人口減少が進んでいるため、入院患者が減少し同じ地域の病院で患者を奪い合っていると指摘されています。

その結果、手術件数が減り医師としての経験を積む機会が失われ、若手医師の流出につながっているといいます。

医師不足が深刻化して医療機能が低下し悪循環に陥っているというわけです。

<滝澤キャスター>
このサイクルが続いていくと、閉院の可能性も出てくるわけですね。

<植田記者>
難波市長は地域の医療を守るために何としても「閉院」は避けなければならないとして今回の方針を打ち出しました。

一方で課題となるのが職員の処遇です。

難波市長は「運営形態よりも、病院の社会への貢献と働きやすさが大事ではないか」としています。

運営改革の必要性を示す中で、現場の理解をどう得ていくのかが、今後の大きな課題となりそうです。