陸上自衛隊東富士演習場で国道をまたぐ射撃訓練を実施する計画をめぐり、小泉進次郎防衛大臣が4月11日、静岡県御殿場市を訪れ、地元の首長らとの直接会談を行いました。

今回の会談は、2025年「今回限り」の条件で行った高機動ロケット砲システム「HIMARS」による国道469号をまたいで行う射撃訓練について、国が今度は2026年5月に複数回、実施したい意向を示したことに反発した地元の要望で行われました。

会談冒頭、小泉進次郎防衛大臣は「国道の封鎖を伴う射撃訓練と言えば、生活への影響や安全面について特に周辺住民の皆様方が不安を感じるのは当然のことであり、その点を踏まえた上で、本日は私から皆様に防衛省の考えをご説明させていただきたい」と理解を求めました。

11日の会談では、国側から厳しい安全保障環境下での射撃訓練の必要性や今後の具体的な訓練の実施回数について示されたということです。

会談後、御殿場市の勝又正美市長は「防衛のトップである小泉防衛大臣から直接真摯な回答があったということは、大きな判断材料になると思う。非常に感触としては明確なご意見をうかがえたと思っている」と語りました。

この訓練の実施の可否は、5月20日の会議で決まる見通しです。