4月6日に富士山で日本人の男性が滑落したとみられる事故で、静岡県警の山岳遭難救助隊などが8日、男性の捜索活動を開始しました。8日午前11時時点で、男性の発見には至っていないということです。

警察によりますと、富士山では4月6日午前10時半頃、登山をしていたポーランド人の男性が山頂付近で滑落し、その後、新七合目付近で静岡県警の防災ヘリコプターで救助されました。 救助されたポーランド人の男性が、治療後の事情聴取で「前を歩いていた日本人が先に滑落し、自分も滑落した」と話し、日本人男性の遭難が発覚したということです。

富士山で遭難しているのは、静岡県外に住む30代の日本人男性とみられ、1人で登山をしていたとみられています。救助されたポーランド人の話などによりますと、日本人男性は数百メートル滑落した模様です。

富士山の天候が回復したことを受け、県警の山岳遭難救助隊は男性の捜索のため8日午前6時に富士宮警察署を出発し、午前8時前に富士山に入りました。また、8日午前には県警のヘリコプターと県の防災ヘリコプターも出動しました。

地上では県警の山岳遭難救助隊員7人と消防隊員4人が男性の捜索にあたっていますが、午前11時現在、男性の発見にはいたっていないということです。

出動したヘリコプター2機は男性を発見できず、引き返したということです。