熱海土石流災害の前の土地所有者の男が2度にわたって詐欺容疑で逮捕された事件で、容疑者の男が容疑を一部否認していることがわかりました。
また、詐欺被害を受けた神奈川県が、容疑者の男に対して3月10日、違約金を加えた1060万円を請求したことも明らかになりました。
<大西晴季記者>
「午前9時過ぎです。容疑者の男を乗せた車が警察署から出てきました」
神奈川県小田原市の会社役員の男(75)らは、女と共謀するなどして新型コロナ感染拡大防止の協力金を虚偽申請し、神奈川県からあわせて530万円をだまし取った疑いがもたれています。
※3月7日付で処分保留となった一度目の逮捕容疑の不正受給約160万円を含む
関係者によりますと、容疑者の男は「金を受け取ったことは確かだが、とりあえず申請してもらえるならもらおうと思っていた。県からだまし取るつもりはなかった」と、容疑を一部否認しているということです。
不正受給した530万円についてはすでに工面していて、今後、分割で神奈川県に支払う方針とみられます。
一方で、7日の再逮捕を受け、神奈川県は10日付けで、不正受給した額と同額分の違約金を合わせた計1060万円の支払いを求める通知を容疑者の男に出したということです。
容疑者の男は、熱海土石流災害で崩落した盛り土があった土地の前の所有者で、その責任をめぐり遺族から刑事告訴されており、現在も捜査が続いています。







