静岡県議会12月定例会が12月1日に開会し、特別職の給与削減の条例案などが提出されました。また、鈴木康友知事は財源不足に陥った県立中央図書館の見直しの方向性を正式に表明しました。

1日に開会した県議会12月定例会には、一般会計で75億500万円の補正予算案や、厳しい財政状況を受けた知事や副知事などの特別職の給与削減の条例案などが提出されました。

静岡県 鈴木康友知事
「新県立中央図書館整備の『見直しの方向性』をとりまとめました。収蔵能力や施設規模の最適化、民間活力の導入により県の財政負担を最大限軽減してまいります」

鈴木知事は、約100億円の財源不足に陥った県立中央図書館について、機能や事業手法を見直した上で進めることを正式に表明しました。

開館時期は、当初の予定から遅らせ「令和10年代中頃から後半」を目指すと述べました。