浜松市出身で、『文人悪食』や『悪党芭蕉』などの著作で知られ、テレビのバラエティー番組などでも活躍した作家・嵐山光三郎さんが11月14日、肺炎のため、亡くなりました。83歳でした。葬儀は近親者のみで執り行ったということです。

嵐山さんは1942年、静岡県生まれ、出版社勤務を経て作家に転身。かつて所属した平凡社のホームページによりますと、『芭蕉の誘惑』でJTB紀行文学大賞、『悪党芭蕉』で泉鏡花文学賞・読売文学賞を受賞。『西行と清盛』『文人悪食』など多数の著書があります。

また、人気バラエティー番組「笑っていいとも!増刊号」の編集長を務めるなど、テレビの分野でも活躍しました。

嵐山さんは、幼少時代を浜松市で過ごし、2005年からは、浜松の魅力を国内外に広く発信することを使命とした親善大使「浜松市やらまいか大使」を長年務めました。