静岡県が浜松市に建設を計画する新たな野球場を巡り、10月31日、県議会の委員会で民間事業者からヒアリングした具体的な提案内容について審議しました。
浜松市の篠原地区の新野球場計画を巡り、県は民間ノウハウを活用するためアイデアを公募し、建設や設計、不動産開発など9つの民間事業者から応募がありました。
31日の県議会建設委員会は、県が民間事業者からヒアリングした野球場の構造などの技術的な内容や実現性について非公開で審議しました。
野球場の規模や構造では、県が示していた1万3000人規模の屋外型、2万2000人規模の屋外型、多目的ドーム型のほか、民間事業者からは新たに1万3000人規模の「小規模ドーム型」の案が出されました。
また、コスト縮減策として屋根の構造・規模を工夫した開閉式や東京ドームで採用された「空気膜構造」などのアイデアが寄せられました。
<建設委員会 西原明美委員長>
「新しいアイデアであったり、またいろいろな可能性、そういったものが明確になった」
11月には、県と浜松市の協議会も開かれる予定です。

 
           
   
  






