南海トラフ巨大地震による大規模な災害を想定した静岡県の総合防災訓練が、焼津市と藤枝市で行われました。
県の総合防災訓練は、南海トラフ巨大地震の発生を想定し毎年行われていて、2025年は熱中症対策により、初めて10月の開催となりました。10月19日は焼津市と藤枝市内約70か所の会場に、自衛隊や消防、地域住民など計3万人以上が参加したということです。
焼津市のメイン会場の1つでは、道路に横倒しになった電柱の撤去や、停電した際の交通整理など地上での対応手順を確認しました。
〈鈴木康友知事〉
「昼間に訓練はやりますけど夜間に起こった時は全然状況は変わってくる。竜巻みたいなものは想定しにくい。常にアップデートしていく必要がある」
県は今後も実践的な訓練を続け、各地域の防災力を高めていくとしています。