富士山で遭難した登山客の救助活動に貢献したとして、富士宮口にある山小屋と救助に関わった人に警察から感謝状が贈られました。

10月15日、富士宮警察署の岡田幸司署長から感謝状が贈られたのは、富士宮口の新七合目にある御来光山荘(ごらいこう・さんそう)と、新六合目にある宝永山荘(ほうえい・さんそう)のアルバイト従業員・高井彰さんです。

御来光山荘は、9月10日深夜、低体温症となっていた遭難者と救助隊員を山小屋に避難させ、遭難者の手足を温めるなど救助活動に貢献。

高井さんは、9月3日に遭難した大学生を捜索・発見し、五合目まで無事に送り届けました。

高井さんらは登山客に「無理をしない富士登山をしてほしい」と呼びかけました。