2021年4月、95歳で亡くなった脚本家 橋田壽賀子さんの1周忌を偲び、これまでの功績を集めた特別展が熱海市で開かれています。

 脚本家 橋田壽賀子さんはテレビドラマの脚本を数多く手がけ、長年、熱海市の自宅で執筆活動を続けてきました。2021年4月に亡くなった橋田さんの1周忌を偲び開かれた展示会には、橋田さんが手がけた作品の台本や実際に使用していた愛用品などおよそ60点が並べられています。
<来場者>「普通の生活を描いていて、女性とかお嫁さんの気持ちがよく伝わるどこにでもあるような家の話題を取り上げたのがみんなが惹かれた理由かもしれませんね。」
 また会場には自筆の原稿のほか、橋田さんが子どもの頃に母親から買ってもらい、お守りのように使い続けてきたというセルロイドの筆箱など貴重な品々が並べられています。「脚本家 橋田壽賀子一周忌特別展」は、熱海市の起雲閣で5月23日まで開かれています。