4月13日朝、藤枝市役所では大地震の発生を想定した抜き打ちの職員動員訓練が行われました。

<訓練の様子>「7時になりましたので訓練メールを送信します」
 この訓練はマグニチュード9クラスの大地震が起こった事を想定し、事前に状況を知らされていない藤枝市の職員を市役所や市内の防災拠点に集合させるものです。市役所には一斉メールを確認した職員が続々と駆け付け、北村正平市長も自転車で姿をあらわしました。13日の訓練では対象職員785人のうち、およそ55%の職員が30分以内に集合し、人事異動後の新しい部署での初動体制などを再確認しました。
<藤枝市大規模災害対策課 松井広善係長>「地方自治体として市民の皆様の生命と財産を守る責務がある。若い世代、特に新規採用職員にそういった意識を根付かせるよう今後も意識改革に取り組んでいく」
 藤枝市は今後も訓練を重ね市民の安全確保につなげたいとしています。