社食を運営するエームサービス御子柴裕一さん:
「農業の未来の担い手という農業高校で作ったものを地元で何かできないかと企画しました」

生徒が作って持ち込んだ大根はおよそ60本、90キロ。

たくさん食べてほしいと、ゴロゴロ入った麻婆大根と、千切りした大根が豚しゃぶによくあうサラダ仕立ての2品を用意。

余った部分も無駄にしたくないと皮はキンピラにしました。

社員の皆さんも箸が進みます。

従業員:
「みずみずしくておいしい」
「普段はお弁当だけど、高校生の大根食べようと思って来た。めちゃくちゃおいしかった。大根柔らかくて」

この日は、南安曇農業高校の生徒も訪れ、自分たちの学校で育てた大根の味を確かめていました。

南安曇農業高校3年 澤栁智也さん:
「南農で作ったものがこうやって社内食堂でおいしく食べてもらうのはうれしいです。苦労したなというのが伝わる感じがする」

地産地消を通して地域振興を進めたいという取り組み。

22日は、同じく南安曇農業高校の生徒が育てた白菜を使い、クリームシチューや広東麺が提供されるということです