千曲市で特産のアンズの収穫が始まりました。

(宮入キャスター)「千曲市でこの時期、朝からにぎわっている場所があるんです、それがこちら、お客さんの向こうにあるのは…」

千曲市森の観光施設「スケッチパーク」では、15日からアンズの直売が始まりました。

午前9時の開店にあわせて県内外から客が訪れ、採れたてのアンズは並ぶそばから売れていきます。

品種によって異なりますが、1キロ600円から販売。

収穫にあたるあんずの里振興会によりますと、2026年は気温が高い影響で例年より1週間ほど早く、「平和」や「信山丸」といった主に加工用のアンズが一気に旬を迎えました。

「(忙しいですか?)いやー忙しいですよ(何時起きですか?)4時」

17日は、70代から80代の振興会のメンバー13人が、朝8時から収穫。

ときには水分補給も兼ねて、出来栄えをチェックします。

「お味はどうですか? 牛負けた その心は? うまかった(馬勝った)」

一方、そのころ直売所は、アンズファンたちが続々とやってきました。

(埼玉から)「きょうは6キロです」「傷もなくてね実が大きいですよね」「ジャムにしたり生で食べたりします」

3種類のアンズを箱で購入したのは、青木村のパン屋さん。

(青木村でパン店経営)「パン用のジャムを作ったりデニッシュを作ったり、加熱するとパッと一気に酸味が出て華やかになるので、それがとても魅力です香りがよくて」

アンズ農家が減少する中、森地区では2011年に振興会を立ち上げ、現在メンバーは107人。

高齢農家の畑の手伝いや、草刈り、街路樹の手入れなどを続け「一目十万本」といわれるアンズ畑を守っています。

「森のアンズを絶やさないためにってことで、この森地区を元気にするにはうちでこうやって寝てたじゃあ元気にならねえもんなあ(おいくつですか?)今年で88(米寿ってことですか?)何だか知らねえけど」

直売所のアンズは午前中にはほぼ完売。

収穫と販売は6月下旬まで続きます。

(あんずの里振興会副会長・笠井眞治さん)「今年は気候も非常に順調にいっていますしいいですね、一生懸命作ったアンズなものですから、おいしく召し上がっていただければ一番です」