JR松本駅で長年親しまれた、あの“名物アナウンス”が復活です。

「まつもとぉ~、まつもとぉ~」

列車の到着を告げる、JR松本駅の自動音声案内。

2025年11月、設備更新に伴っておよそ40年ぶりに変更されました。

それまでの音声というのが…。

「アルプスの少女ハイジ」のナレーションなどで知られる、声優・沢田敏子(さわだ・としこ)さんが吹き込んだ印象的なアナウンス。

松本の風景のひとつとして長年親しまれ、市民や利用者から惜しむ声が多くあがっていました。

あれから半年…。

(記者)「聞こえたでしょうか?懐かしのあの声が、松本駅に帰ってきました」

音声を聞くことができるのは、市が管理する駅の東西自由通路。

「特急あずさ」と「特急しなの」の下り列車がホームに到着してから、降りた客にも聞いてもらおうと3分後に、新設された専用のスピーカーから流れます。

始発の「しなの」が到着する朝9時台から最終の「あずさ」が到着する日付けが替わる直前まで、1回およそ14秒、1日29回の放送です。

(東京からの鉄道ファン)「(駅の)放送を記録するという活動をしていて、『まつもとぉ~』が復活した記録ということで(来た)、駅の放送で使われていたのは昔のスピーカーなので、それはそれで味わいがあってとてもいいんですけど、今回スピーカーが新しく変わったことによって、よりきれいな沢田さんの声が聴けるようになったということで、そこが新しい魅力になっているのではと思う」

(岡谷から)「松本に来るたびにずっとホームで聞いていたので、懐かしいですね、もっと松本に来たくなりました」

放送は市が音声の著作権交渉などをへて復活にこぎつけたもので、「松本への愛着に繋がれば」と期待しています。