クマによる人身被害や市街地への出没が相次いでいることを受け、県が新たに対策本部を設置しました。

対策本部には、県の全ての部局や警察本部が加わり、県庁で開かれた初会合で阿部知事は「県民の不安が非常に高まっている。全庁一丸となって対応していきたい」と述べました。

県内のクマの生息数は、5年前の調査で7200頭余りとおよそ20年間で3倍以上に増えています。

環境部長:「通報件数が冬になっても下がっていない。冬眠しないクマも出て来て非常に危険な状況と推察できる」

会議では重点的な取り組みとして捕獲の強化や人とクマの棲み分けを図る「ゾーニング」の推進などが示されました。












