鉄骨の部材が落下し、使用を見合わせている松本市のサンプロアルウィンをめぐり、長野県は13日の祝日に予定していた無料開放イベントの中止を決めました。

サンプロアルウィンでは2日、バックスタンドに設置されていた照明設備の鉄骨部材が落下し観客席の一部が破損しているのが確認されました。

県松本建設事務所によりますと、スタジアムの無料開放イベントが13日月曜日の祝日に予定されていましたが、「安全が確認できていない」として中止することを決めました。

施設は使用を見合わせ、原因の解明や施設の安全点検のため県や専門家による調査が進められています。

イベント前日の12日には、サッカーJ3の松本山雅とテゲバジャーロ宮崎の試合が予定されていて、開催についての判断が8日に示されることになっています。