春の観光シーズンを前に、飯田市の天竜川で12日、ライン下りの安全祈願祭が行われました。

飯田市の天竜川の船着き場では、4月から始まる運航を前に天竜ライン下りの社員6人が今シーズンの安全を願いました。

また、泰阜村の泰阜中学校の3年生16人を招待し、試運航も行われました。

ライン下りの名物の一つは船頭による投網のパフォーマンス。

さらに…

民謡「天竜下れば」:
「天竜下ればヨホホイノサッサ、しぶきに濡れてヨ」

ガイドが民謡も披露し、生徒たちは伝統の観光産業を楽しんでいました。

生徒:
「岩がすごい形のものがあってきれいでした。また家族と来たいと思います」

生徒:
「きれいな景色が見られたし、初めて見るところがあったので、すごく楽しかったです」

この日はあいにくの雨でしたが、卒業を目前に控えた生徒たちにとっては同級生との大切な思い出になったようです。

天竜ライン下りは4月1日から運航が始まり、今シーズンの定期便はこれまでより2便多い1日4便になります。

天龍ライン遊舟 半崎信弘(はんざき・のぶひろ)社長:
「これから暖かくなってくるので、春休みもあるし桜もすごく咲きます。ぜひ天龍峡に遊びに来ていただいて一緒にライン下りを下っていけたらいいかなと思っています」