四国4県を舞台に行われるインターハイに、坂出商業の女子バレーボール部が初めて出場します。開会を前に、全日本のキャプテンとして五輪にも出場した、倉敷市出身の荒木絵里香さんが特別指導に訪れました。

(荒木絵里香さん)
「重心後ろじゃなくて、最後の下がりきった足を前に…」

元全日本のキャプテン・荒木さんからのアドバイスで、練習に熱がはいります。今年のインターハイに初めて出場する、坂出商業女子バレーボール部への特別指導です。

香川県などの協力で実現したもので、インターハイを前に世界を舞台に戦った荒木さんの持つ技術や心構えを吸収しようと、選手はアドバイスに耳をかたむけます。

(坂出商業女子バレー部 水野愛里 選手)
 「『肘上げろ』って言われて肘をしっかり上げて打った後に、すごく自分打てたので、荒木さんに教えてもらったっていう自信が自分の中でつきました」

(女子バレー元全日本主将 荒木絵里香さん)
「学生の期間って、すごく限られたかけがえのない時間なので、そこを仲間と一緒に何か目標に向かって頑張る過程を大事に、きっかけや成長を得ていってもらいたい」荒木さんの指導で気持ちを新たにした坂出商業女子バレーボール部は、28日から高校日本一をかけた戦いに臨みます。