ドルーリー選手が2種目制覇です。高校生がインターハイ出場をかけて戦う、中国高校総体・陸上競技が岡山市のシティライトスタジアムで行われました。

きのう(18日)の女子800m決勝には津山高校のドルーリー朱瑛里選手が登場しました。勢いのある走りで、残り100メートルで後続を引き離し、1年生ながら1500メートルに続いて2種目を制しました。ドルーリー選手は「勝負に勝つことができ記録もついてきた」とコメントしています。

去年(2022年)12月の全国高校駅伝で優勝した倉敷高校勢は、男子5000メートルで圧倒的な強さを見せました。序盤からキバティ選手が集団から抜け出す展開に。そして桑田選手、檜垣選手も第2集団で様子を伺い最終周で追い越しをかけ1位から3位までを独占してフィニッシュしました。

(倉敷高校 桑田駿介選手)「倉敷で1,2,3でゴールしようと話をしたので、できてうれしい」

さらに岡山県勢は、男子3000m障害に全国ランキング5位の黒田然選手が出場。スタートからスピードに乗り2位の選手に約14秒の差をつけトップでフィニッシュしました。

(玉野光南・黒田然選手)「優勝できて自己ベストも大きく更新できたので満足、ランキングトップの選手は先にいるが、付いていって全国で3番以内を目標にしたい」

また男子110mハードルでは男子八種競技で優勝した岡山商大附属の河原怜音選手が優勝し2冠に輝きました。

(岡山商大附属 河原怜音選手)「インターハイでも八種競技で優勝して、110mハードルでいい成績が残せたらなと思います」

女子400mハードルでは倉敷中央高校の石原涼華選手が登場。この日、予選と準決勝を走り迎えた決勝。最後のハードルを越えてからも粘りの走りを見せて見事、優勝しました。

男子走り高跳びでは岡山商大附属高校の周世原春玖選手が自己ベストを更新する2m6cmを成功させ優勝を飾りました。

(岡山商大附属・周世原春玖選手)「嬉しい気持ちともうちょっと跳べたかなという気持ち目標は入賞と自己ベスト更新2m9,10cmを跳びたい」

岡山勢は、男女別の37種目でインターハイの出場が決まっていて活躍が期待されます。