環境にやさしい農業を。農機具メーカーの「ヤンマーアグリジャパン」が、環境に配慮した肥料を使った田植えを実演し、利用促進を呼びかけました。

披露されたのは「ペースト二段施肥(にだんせひ)」と呼ばれる農法です。液状の肥料を土の中の浅い層と、根が伸びる先にある深い層にあらかじめまく技術で、追肥の手間も省けます。

現在主流となっている肥料は、プラスチックの殻で覆われています。殻が破れてから徐々に肥料が効くため、追肥の手間は省けますが、破れた殻が河川に流れ出し環境問題を引き起こす恐れがあるといいます。

(ヤンマーアグリジャパン 小林誠 部長)「今後の農家の肥料提言であるとか、さらに今、環境負荷低減が言われていますので、農業産地にすすめていきたい」
「ヤンマーアグリジャパン」では、ドローンによる肥料の散布など、環境に配慮しながら農家の負担軽減につながる技術の開発につとめたいと話しています。










