来年のパリ五輪で、出場に期待が集まる地元ゆかりの選手を紹介します。今年、アーチェリーの日本代表に内定し、岡山を拠点にパリを目指す中西絢哉選手です。

狙うのは70メートル先の的。心や体のわずかなブレが勝敗を左右するアーチェリー競技。一心不乱に的を狙うのは、岡山市在住で日本代表の中西絢哉選手(23)です。
(中西絢哉選手)
「なかなか独特な緊張感が味わえるので。これだけ長い期間13年やっても簡単にならないので、すごく奥が深いスポーツだと思う」

アーチェリーを始めたのは小学5年のとき。初心者講習会の新聞記事がきっかけでした。その後、中学2年で全国大会に優勝すると、高校2年でアジアカップの団体金メダルに輝くなど、国内トップレベルに成長し大きな期待を集めます。
しかし、転機となったのは2020年の東京五輪でした。

(中西絢哉選手)
「本当に、今までで一番といっていいほど悔しい試合だったので」

5人中3人が日本代表となる最終選考会。その座を射止めることはできませんでした。
(中西絢哉選手)
「悔しさを晴らすのも一つありますし、岡山の競技を盛り上げるためにも五輪出場は大きな武器になってくると思う」
再起を図り、大学卒業後の拠点に選んだのは故郷・岡山。ひたむきに自分自身と競技に向き合い、今年4月に日本代表をかけて臨んだ最終選考会。中西選手は見事2位に入り代表に内定します。
次の目標は7月からの世界選手権。メダル獲得で、日本のパリ五輪出場を目指します。

(中西絢哉選手)
「パリの枠を取ることが、今年の中で一番のメインの目標になってくると思うので、世界選手権などに調整をして持っていけるように頑張っています」

東京五輪の悔しさをバネに目指す、次の五輪。地元岡山から世界の舞台への切符を狙います。










