高松地方気象台は、四国の広い範囲で黄砂を観測したと発表しました。この影響で午前9時現在、高松の視界は8キロ程度になっています。



(古川豪太記者)「高松から4キロ離れた屋島が黄砂で霞んでいます。いつもならくっきりと見える小豆島が、きょうはほとんど見えません」

(タクシーの運転手)「朝からもう黄色いぐらい霞んでこんな状態です。ぷつぷつと埃みたいなものが残っている感じ」

高松地方気象台によりますと、四国の広い範囲で黄砂が観測されていて、ところによっては視界が10キロ未満になっています。

午前9時現在で視界の見通しは高松では8キロ、徳島市では9キロ程度まで悪くなっていて、この状態は1日続くとみられています。

高松地方気象台によりますと視界が悪くなるほどの黄砂はきょうで一旦収まりますがあすもわずかに飛来する怖れがあるということです。