今月(4月)から自転車のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、香川県警は着用の実態調査を県内で一斉に行いました。

高松市天神前では、通勤・通学の時間帯に自転車全体と高校生に分け、警察官2人でヘルメットの着用状況を調べました。調査はヘルメット着用の啓発活動などに活用するため、香川県の全ての市と町、22か所で一斉に行われたものです。

天神前で調査した結果、ヘルメットの着用率は、全体は9.2%で、高校生は5.8%にとどまりました。

(香川県警交通企画課 前田清和調査官)「4月1日の施行前よりは若干ではありますが増えた気がします。まだまだ自分自身を守るためにもっとヘルメットをかぶっていただけたら」

香川県警では啓発活動を続けた上で、5月も2回、同じ場所で調査を行い着用率の変化を調べることにしています。