きのう(5日)夕方、香川県さぬき市志度で飼われていた馬が逃げ出し行方が分からなくなりました。昨夜の警察による捜索では発見に至らなかったものの、けさ(6日)早く、近くの山中で飼い主の知り合いが見つけ無事保護されました。

逃げ出したのはさぬき市志度の空き地で飼われていた馬で、体高1.2メートルほどの道産子です。

きのう(5日)午後6時ごろ飼い主の男性から「飼っていた馬がいなくなった」と通報があり警察が6人ほどで深夜まで周辺を捜索していましたが、発見には至りませんでした。

(古川豪太記者)「馬を飼っていた場所から300メートルほど離れたところに雲附山という山があるのですが、こちらが登山口になっていて、ここから数百メートルほど入ったところで馬はみつかったということです」

飼い主の男性らが捜索を続けていたところ、けさ(6日)6時半ごろ、雲附山(くもつきやま)の登山道で知人が馬を発見、保護したということです。この馬は、飼えなくなった知り合いから男性が2日前に引き取ったばかりでした。

(飼い主の男性)「無事帰っております。捕まえて帰ってきた。この上にいたから。この山にいた。もうホッとしています」

警察によりますと、けがをした人などは今のところ確認されておらず、馬にもけがはなかったということです。