サイトカイニンの輸送量を抑える遺伝子を特定
研究グループは、先行研究と遺伝子共発現ネットワーク解析をもとに、モデル植物のシロイヌナズナ(アブラナ科の植物で、植物研究における代表的なモデル生物)において、サイトカイニンの輸送量を抑える候補遺伝子として「サイトカイニン受容体AHK3遺伝子」を特定しました。
AHK3遺伝子は根だけでなく葉にも存在するため、遺伝子全体の機能を消失させた変異株では、根と葉のどちらの影響かを区別できません。
そこで研究グループは、接ぎ木技術を活用しました。接ぎ木技術とは、異なる植物体を人為的な切断面でつなぎ合わせ新たな植物体を作製する技術です。
この研究では無菌的に5日齢のシロイヌナズナの胚軸部分を切断し、ピンセットでつなぎ合わせることで、根のみでAHK3遺伝子の機能を消失させた「接ぎ木ahk3変異株」を作製しました。










