被害を防ぐには?
──被害を防ぐにはどうしたら?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「畑など広範囲の場合は薬剤の散布に頼ることが多いと思いますが、家庭菜園やお庭くらいの狭い範囲であれば、一番いいのは皆さんの目と手で駆除をすることと自然の力を借りることです。
オオタバコガ対策で最も重要なのは早期発見です。
葉の裏などをチェックしてみてください。
・防虫ネットを利用して成虫の産卵を防止する
・葉裏の黄色い卵(0.5㎜くらい)を見つけて除去する
・小さなイモムシ(幼虫)のうちにつまんで捨てる
・被害果は早めに取り除く(幼虫は食べ歩きをします)
大切に育てている作物、日々の観察が一番の害虫対策につながります。
むやみに農薬を使わず、天敵などの保護もしたいですね。
オオタバコガからすれば、自分が食べる側のつもりでも、実は食べられる側でもあるのです。寄生バチ(タマゴバチやコマユバチ)、クモ、カマキリ、サシガメ、鳥などがオオタバコガの幼虫を捕食しています。
農薬はむしろこうした自然の用心棒も退治してしまうので、生き物の力を利用することも考えていただけるならばより慎重にしていただきたいです。
家庭菜園くらいの広さの畑であっても、周りにさまざまな生き物が暮らせる環境を残しておくことは、結果的に害虫の抑制にもつながるのです」










