「ハンタウイルス」とは

ハンタウイルスは、ネズミなどのげっ歯類の一部が持っているウイルスです。

分類上、ブニヤウイルス科のハンタウイルス属に属します。流行地域でウイルスを持っているげっ歯類にかまれたり、排泄物に触れたり、排泄物を含んだほこりを吸い込んだりすることによって感染します。

重篤な症状を引き起こす病態として、腎症候性出血熱、ハンタウイルス肺症候群という2つの疾患があります。

主な感染経路は病原体を保有するげっ歯類の排泄物を含む粉じんの吸入や排泄物で汚染された食品や飲料水の摂取です。

基本的にヒトからヒトへ感染するものではありませんが、例外的にハンタウイルスの一種であるアンデスウイルスにおけるヒト-ヒト感染事例が報告されています。

日本国内では近年の患者発生の報告はありません。