研究の意義

この研究は、「同じ黒い色」であっても、その仕組みは生き物ごとに異なる可能性があることを示しています。
つまり、生物の進化は1つの方法に限られるのではなく、さまざまな仕組みを使って似た特徴にたどり着くことができるということです。
また、MC1Rは人間を含む多くの動物で、肌や髪の色、紫外線への反応にも関わっています。
そのため、この研究は色の仕組みだけでなく、細胞の働きやシグナル伝達の理解にも役立つと期待されます。
岡山大学の竹内教授は次のように話しています。
「30年前に、鳥の羽の色がMC1Rによって制御されることを初めて報告して以来、研究を続けてきました。定年を前に、子どものころから身近だったカラスの黒さの理由を明らかにでき、深い感慨があります。」










