波長の長い光(赤い光)はまっすぐ進みやすい

──なぜ赤く見えるのでしょうか?

(米田瑞生さん)
「波長の長い光(赤い光)はまっすぐ大気中を進みやすいため、地球を通過後、月に届きやすい性質があります。ですから、皆既月食中も月は、赤茶色に見えます。

夕日は、赤く見えますが、月が夕日に照らされている状態に近い状態が発生するわけです。逆に空が青いのは、上空を通過しようとした太陽光のうち、大気に散乱されて青い成分が直進できず、進行方向を変えて我々の目に入るためです。色によって、散乱の度合いが変わるレイリー散乱という現象です」