「受け入れてくれる人がいれば、事件を起こさずに済んだ人がたくさんいた」
(山口由美子さん)
「少年には居場所がなかった、ただそれだけだと思います」
様々な事件が起きているなかで、山口さんは子供を受け入れてくれる誰か一人でもいい、そんな人と出会っていれば、事件・事故を起こさずに生活を送ることができた人がたくさんいたのではと問いかけます。
(山口由美子さん)
「被害者も加害者も、同じ船に乗り合わせた人間。私たちはその船の中で、どう受け入れるのか、あるいは受け入れられないのか」
「あの少年もそうなんです、いろんな人からいじめを受けて、それを誰からも受け入れられずに、あるどこかで『加害者』に転じているんです」










