岡山・香川で今、新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。岡山県の感染者数は、医療機関のひっ迫が懸念される事態となった去年の夏の流行に迫る勢いで増加していて、県の担当者が注意を呼びかけています。
今、再び猛威を奮っている、新型コロナウイルス。
「流行っているというのは聞いた。友達の友達が感染した」
「家族とか親戚が感染した。『飲み物を飲むのもつらい』と聞いた」
「発熱よりものどが痛くなるというのを聞いた。手洗いをするとか集団の中ではマスクをするとか」

先月(8月)18日からの一週間の感染者数は、一つの医療機関あたり岡山県で9.56人香川県で7.78人と、7月中旬から増加傾向にあります。岡山県で定点あたりの感染者数が9人を超えるのは、昨年の8月以来です。

流行しているのは、オミクロン株から派生した「ニンバス」という新たな変異株。感染力が強く、激しいのどの痛みを引き起こすのが特徴とされています。