本籍地と異なる自治体で戸籍証明書を受け取ることができる「広域交付」で、岡山県津山市が対象外である親族に誤って交付していたことが明らかになりました。

津山市では今年度に入り、事務処理のミスが相次いでいます。津山市によりますと、今年6月、久米支所で広域交付の請求の対象ではない親族に戸籍証明書をあわせて2件、誤って交付したということです。担当者が請求権を正しく認識していなかったことが原因としています。

津山市では、今年4月以降、事務処理のミスが6件と相次いでいて、きょう(18日)開かれた会見では、謝罪と再発防止の方針が示されました。

(津山市三浦英俊総務部長)
「今後も組織として職員として気を引き締め、緊張感を持って正確で適正な事務処理を行うよう徹底してまいりたいと考えておりますので、住民のみなさんのご理解をお願いしたいと思います」

今後は、職場全体と個人の両面から事務処理のあり方を見直し、再発を防止していきたいとしています。