物価高騰の影響などで食材のコストがかさみ、学校給食の維持やあり方が全国で課題となる中、学校給食を食べながらその意義を見つめ直そうというイベントが岡山市で開かれました。

「どっちがいい」
「鶏肉」
「はいどうぞ」

学校給食の現状や課題を共有し、今後、求められる給食のあり方についていっしょに考えようと岡山市の市民団体「岡山市の学校給食をみんなで良くする会」が開催したもので、

親子ら、およそ200人が参加しました。

会場では実際と同じ給食のメニューが提供され、親子で味を確かめていました。

(参加した子ども)
「食べてうれしい。おいしい」

(岡山市の学校給食をみんなで良くする会 岡村真沙子会長)
「学校給食って、あって当たり前と思っていらっしゃると思うんですけど、自分たちの声をきちんと市にも届けていかないと、良い給食は守っていけないんだということにも気付いてほしい」

会場では献立のパネル展示や、

大きな調理釜をまぜる体験コーナーなども設けられ、参加者は楽しみながら給食について考えていました。