人だけでなく、車も熱中症に⁉ 

まもなく盆休み‼連休をとって車で故郷への帰省や行楽地へ旅行など計画している人も多いとのでは?そこで、気を付けたいことが”車に関するトラブル”です。特に今年の夏は注意すべきことがあるというのです。

7月30日、兵庫県丹波市柏原で最高気温41.2℃を記録し、過去に埼玉県熊谷市と静岡県浜松市で記録した41.1℃を0.1℃上回り、国内最高気温を更新。日本列島各地で観測史上を上回る気温を記録する、異常な暑さの夏です。

8月4日、瀬戸大橋にある与島パーキングエリア(香川県)で、旅行中の家族からこんな言葉が…

(旅行中の親子)
「(SAやPAから)車に戻ったら暑い」
「車のなかはエアコンが効いているのでそんなに暑くはないですけど、直射日光が当たったら暑いなという感じはしますね」

ードライブ中に気を付けていることは?
「水をいっぱい飲む。熱中症にならないように」
「日が当たるところはアームカバーしないと暑いかなと思います」

エアコンが効いていても”熱中症”リスクが

厳しい暑さの中でのドライブ、エアコンが効いている車内でも”熱中症”になるリスクがあるというのです。

(JAF岡山支部 秋田博志さん)
「これだけ暑いと、車内だと結構エアコンが効いていて脱水やのどが乾いていることに気づきにくい環境なんです。さらに周りのガラスから直射日光が入ってきて体には相当負担がかかっている状態なので」

「エアコンがかかっていると脱水に気づきづらく、”かくれ脱水”のリスクが高まります。こまめに水分を取ったり、外に降りて休憩したりすることが重要です」

また、夏は人だけでなく車にとっても厳しい環境といいます。

(JAF岡山支部 秋田博志さん)
「何よりタイヤですね。タイヤに関してはやはりこの暑い時期になるとトラブルが発生しやすくなってきますし、もう一つバッテリーですね」

「エアコンをよく使うようになりますので、その部分の劣化が進んで、突然エンジンがかからなくなるといったトラブルが起きやすいので、最低でもバッテリー、タイヤに関しては点検をしっかりしていただきたいです」