先月(10月)、岡山市北区で起きた暴力団の組長を標的にした襲撃事件と発砲事件を受け、岡山県公安委員会は関係した組事務所の使用を制限する仮命令に対しての組側への意見聴取の場を設けました。しかし組側は姿を見せませんでした。


県公安委員会が出頭を呼びかけたのは、指定暴力団・池田組の組長と、いずれも指定暴力団・六代目山口組系の三代目妹尾組・組長と二代目南進会・会長です。


先月(10月)26日に、池田組の組長が理髪店内で襲撃されるなど、暴力団抗争の一連とみられる事件が立て続けに起きたことを受け、警察では関係した組事務所の使用を制限する仮命令を出しています。


組側への意見聴取は仮命令を出したことに伴う必要な手続きですが、組長らはいずれも姿を見せませんでした。

警察では今月(11月)17日にも、本命令に向けた意見聴取の場を設けるとしています。