今年1月に行われた岡山県立の中学校と中等教育学校の入学者選抜試験の問題に
誤りがあったことがわかりました。

きょう(2日)の記者会見で岡山県教育委員会が明らかにしました。誤りがあったのは文章や資料を題材に思考力や表現力などをみる「適性検査」です。

日本のアンテナショップの数を示す円グラフで、東京・大阪以外のその他の数を「84」とすべきところを、誤って「17」にしていたということです。設問は「東京都にアンテナショップが多い理由」を問うものであったため、解答に影響はないとして再試験などは行わないということです。

県教委によりますと、問題を作った担当者が参考資料を誤って読み解いたことが
原因で、今後はチェック体制の見直しなどを行い再発防止に努めるということです。