今年も残すところ、あと2か月余りです。倉敷市の天神窯では、来年の干支「うさぎ」をデザインした香合の窯出しが行われました。


(陶芸家 岡本篤さん)
「今回は、ほとんど傷もなく出てくるんじゃないかと。ありがたいと思います」

倉敷市の天神窯では、毎年、陶芸家の岡本篤さんが干支にちなんだ香合を作っています。


けさ(27日)は、3日前に窯入れされた、来年の干支「うさぎ」の香合・約100個が窯出しされました。


玉野市の動物公園で観察して作ったといううさぎの香合には、朝の霞のようなやわらかな色合いが出せる釉薬が使われています。


(天神窯 岡本篤さん )
「やっぱり瞬間瞬間でかわいらしいんだけど、形はどんどん変わっていくわけですよ。それが面白くて、そのかわいらしさをどこかに残していきたい」


「うさぎ」の香合は10月28日から3日間、倉敷市羽島の天神窯で開かれる展示会で披露されます。