科学技術の振興に顕著な成果をおさめたとして、香川県丸亀市の化学品メーカーが文部科学大臣表彰を受けました。
きのう(15日)、東京で授賞式が行われました。文部科学大臣表彰を受けたのは四国化成工業の社員5人です。5人が開発に携わったのは従来よりも低い温度で固まる「樹脂硬化剤」です。接着剤の材料としてスマートフォンなど最先端の電子機器に使われていて、高温に弱い電子部品の搭載が可能になり、高性能化に大きく貢献していることが評価されました。
(四国化成 工業機能材料開発部 熊野岳部長)
「地方のメーカーですけど、世界の技術革新に貢献できていると思っていますので、私たちの先人が培ってきた独創力が評価いただけたものと」
四国化成ホールディングスの受賞は2010年以来、2度目です。










