人口減少などの地域課題の解決に向けた取り組みを強化しようと、岡山市北区に本社を置く岡山トヨタと岡山市のNPO法人が連携協定を結びました。

今月(4月)1日の調印式では、岡山トヨタの梶谷俊介社長とNPO法人「みんなの集落研究所」の石原達也代表が協定書に署名しました。

岡山トヨタと「みんなの集落研究所」は、これまでにも連携して美作市で超小型電気自動車の活用について検証する「モビリティプロジェクト」を実施してきました。

そのような経験も踏まえて、人口減少社会で起きる移動や福祉、防災などの課題解決に向け、両者が強みを活かしながら取り組んでいくことが協定の目的です。

(みんなの集落研究所 石原達也代表)
「やはり一番最初に出てくるのが交通の問題ということがありまして、(岡山トヨタと)一緒になってそこに解決のソリューション、選択肢を提供することで地域の課題解決によりお手伝いできるんじゃないかと」

(岡山トヨタ 梶谷俊介社長)
「みんなの集落研究所さんが今までそういった地域の方と本当にいろんなお話をしながら、地域課題をどうやって解決するかということを一緒にやってこられた。本当の困りごとみたいなものをお聞きしながら、我々が何が出来るかということを考えて行く」

今後は、行政や大学とも協力し、移動手段などの変革を進めていきたいとしています。