JAL(日本航空)が、高松空港で「アート作品の展示」を始めました。香川県の伝統工芸のようにみえて、どこか違う作品も。「航空会社ならではの材料」を使ったアートです。


世界に知られる「高松盆栽の松葉」は、鮮やかな銀色に。三豊市の伝統工芸品の張り子の虎も、どこか少し違います。


(リポート)
「ちゃんと頭も動くこの張り子の虎、実は『飛行機のエンジンにあるタービンの中の部品』から作られているんです。」

JALが、高松空港で開いているアート作品の展示です。

マナティが描かれているのは、エンジンのファンブレード。


作品の材料は、全て飛行機の整備などで出た「廃材」です。成田空港の工場の整備士が、約1か月かけて制作しました。



(JAL整備士 根本雄太さん)
「こちらのレンズ赤と緑のものについては、航空機の翼端についているレンズカバーになります。茶色いホースについては、ブレーキですとか、翼を動かす作動油がとっているホースになります。実際に飛行機で飛んで役目を終えたものですので、どういった環境を飛んでいるのかというのを想像してもらう一助になったら」

毎日行われる飛行機の整備では、部品の交換などで大量の廃材が出ます。

その廃材を再利用してアート作品を作る。利用者が待ち時間を楽しみつつ「SDGsにもつながる試み」です。



(日本航空高松支店 中橋 健史支店長)
「アートという芸術の取り組みを、SDGsと関連させている。地域の名産品であったり、モチーフを活用することによって、発展貢献につながるのではないかなと」


空港ロビーでの展示は23日まで。作品は飛行機のどの部品から生まれたのか、想像しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。










