香川県高松市のサンポート地区に、またひとつにぎわいの拠点が完成です。JR高松駅の近くに建設が進められてきた徳島文理大学の新しいキャンパスの開学式が行われました。

あなぶきアリーナ香川など、再開発が進む高松市のサンポート地区です。

徳島文理大学高松駅キャンパスは、JR高松駅のすぐ西側に2022年から建設が進められていました。東西2棟あり、東棟は18階建て、88.8メートルと、高松市で4番目に高いビルとなります。

きょうは村崎理事長らがテープカットして開学を祝いました。

高松駅キャンパスには、新設された総合政策学部の経営学科や、CTやMRIなど医療設備がそろった保健福祉学部、ナノテクノロジーが学べる理工学部など、5学部10学科3研究科があり、学生・教職員あわせて約1500人がさぬき市のキャンパスから移転してきます。

800席の大講義室で行われた開学式には、香川県の池田知事も招かれました。

(池田豊人香川県知事)
「知の拠点として、高松そして香川ににぎわいと発展をもたらしてくれるものと大いに期待しているところ」

(徳島文理大学 村崎文彦理事長)
「学生時代という貴重な期間をここ高松で過ごす学生に深い学びと豊かな経験を得てもらえるよう尽力してまいります」

入学式は、来月(4月)2日に行われます。都市型キャンパスの開校で、若者たちが行き交うサンポート地区になりそうです。