ゲームを通じて地域の人に防災意識を高めてもらおうと、大学生と中学生が自作した「防災すごろく」の大会が行われました。

岡山市中区の公民館に集まったのは操南地域に住む人などあわせて約60人の参加者です。

岡山大学の学生と地元の中学生が協力して作った「防災すごろく」を使って、地域の中で地震の際に液状化のリスクが高い場所など、防災に関する情報を学びました。

(中学生)
「液状化によって地面が傾くため家屋が倒壊したりします」

すごろくでは出たマスに書かれた問題に回答するなどして、参加者は和気あいあいと防災について学んでいました。

(岡山大学教育学研究科 白銀美里さん)
「ひとりひとりが災害(による)被害を想定できるような防災教育になっていけばいいなと思っています」

今後も要請があればほかの自治体でも防災すごろくを作成したいということです。