国民の中から選ばれた裁判員が刑事裁判に参加する裁判員制度で、経験者と司法関係者の意見交換が香川県高松市で行われました。

意見交換会は、高松地方裁判所が制度をより良いものにしていこうと開いたものです。裁判員を経験した5人と検察官や弁護士、裁判官が出席しました。経験者は、裁判員について「経験して良かった」、「貴重な体験だった」と前向きな意見を述べた一方で、「裁判員の守秘義務が過大にとらえられるなど、制度が正しく理解されていない面がある」との意見も出されました。
2009年に制度が始まってから香川県では、昨年11月末までに153件の裁判員裁判が行われ、約1200人が裁判員を経験しています。










