さぬき市で、香川県の独自品種のブドウを使ったワインの仕込みが始まりました。

さぬきワイナリーに、収穫したばかりのブドウ「香大農R1」約9トンが運び込まれました。

さっそく機械で茎を取り除かれ、発酵させるタンクの中に詰められていきます。

香大農R1は香川大学が、沖縄に自生するブドウとマスカットを掛けあわせて開発した赤ワイン用の品種です。濃い赤色の果汁と、マスカットの風味をあわせ持つのが特徴です。

(さぬきワイナリー 竹中剛工場長)
「香川県の食材に合うような、料理の邪魔をしないような。控えめではあるんですけど料理と合わせやすいワインを目指しています」

きょう(26日)仕込みが始まったワインは、醸造などの工程を経て「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ」という名前で、11月19日に販売が始まる予定です。